• 公開日:2017年11月11日
  • 最終更新日:2018年02月23日
Litecoin

Litecoin(ライトコイン)とは

Litecoinは2011年に公開された仮想通貨の一種で、コインの発行上限は8400万です。
ビットコインを基本としているものの、処理速度が速いことから注目されており、仮想通貨の中でも流通量が多くなっています。
暗号化方式のアルゴリズムにScryptを採用している点でビットコインと異なり、認証速度はビットコインの4分の1程度です。
二重払いを防ぎやすくセキュリティーの面で有利な一方で、ブロックチェーンが大きくなってしまうというデメリットもあります。

Litecoinの基本情報

Litecoinの特徴

Litecoinは第二のBitcoinを目指す目的で開発された仮想通貨です。
Bitcoinを改善する目的で基に作られているので似ている部分も多々ありますが、Litecoinはより一般的な使われ方を目的とされています。
Litecoinの一番の特徴とされるのが承認時間の速さです。Bitcoinに比べるとトランザクションの承認時間が短く、約4分の1の時間(2分30秒)で完了するので早く送金することができ、決済向きの仮想通貨です。
取引時間が短いことでダブルスペント(二重支払い)の防止にもつながります。
また、発行量がBitcoinの4倍(8400万枚)と多い、マイニングの難易度が低い、最新の技術や仕様をいち早く取り入れることができるなどの特徴があります。
Litecoinは日用品などの買い物に有効であり日常的に使えるので、決済をスムーズに行いたい方や利便性が高い仮想通貨をお探しの方に向いている仮想通貨だと言えます。

LitecoinとBitcoinの違い

仮想通貨においてLitecoinは銀、Bitcoinは金と表現されています。
Bitcoinは決済を目的とした仮想通貨であり、Litecoinはその課題を補完するため、もっと使いやすい通貨を目指して開発されました。
それぞれ仕組みも似ていますが大きな違いは3つあります。
まず1つ目は取引の承認時間の長さの違いがあり、Litecoinの承認時間は2.5分・Bitcoinは10分となっています。
2つ目は暗号化方式の違いで、Litecoinの暗号方式はScrypt・BitcoinはSHA‐256です。
3つ目は発行枚数の違いで、Litecoinの発行上限は8400万枚・Bitcoinは2100万枚となっています。

Litecoinの将来性

2018年2月にLitePayがサービス開始されることが発表されたことで、Litecoinの価格が上昇しました。
さらに、2018年後半にLitePalが開始される予定です。
ビットコインではすでにBitpayというサービスがありますが、手数料が高すぎるという問題点があります。
ビットコインは資産の保管のために使われるようになり、決済手段としてはLitecoinのほうが主流になっていく可能性があります。
少額決済のためにビットコインの手数料を支払う人はほとんどいませんが、Litecoinは手数料が安いため、少額決済にも向いています。
ライトニングネットワークにも対応予定です。
不安要素があるとすれば、基本的にビットコインでも同じことができるということです。
Bitcoinの手数料の問題などが解決されたらLitecoinの需要が減少する可能性もあります。

Litecoinを購入できる取引所

まとめ

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