ZCLとBTC が同時にフォークしてBitcoin Private (BTCP)が誕生!
この記事ではBitcoin Private (BTCP)とはどういう仮想通貨なのか?
特徴と取り扱っている取引所、ハードフォークについて、どうやってBitcoin Private (BTCP)を手に入れるかを解説しています。
目次
Bitcoin Private (BTCP)の概要
Bitcoin Private(ビットコインプライベート)はZCLとBTCがハードフォークして誕生した仮想通貨です。
ホワイトペーパー
Bitcoin Privateのホワイトペーパーは現時点ではまだ公開されていません。
公開されました!
ホワイトペーパー(pdf)
開発チーム$BTCP
開発リーダーはRhett Creightonです。
70人以上のメンバーで20名以上のエンジニアで構成されています。
Bitcoin Private (BTCP)の特徴
匿名化技術
Zclassicと同じ匿名技術であるzk-snarksを使用するため、
送金トランザクションから送信者や受取人が特定されることはありません。
非中央集権的運営
ビットコインと同様にビットコインプライベートも中央管理者のいないピアツーピア(P2P)の送金をサポートします。
ブロックサイズの増加
ビットコイン(BTC)のブロックサイズは1MBで送金が詰まったりすることが起きていますが、
Bitcoin Privateはブロックサイズを引き上げていくのでビットコインよりも速く送金を行うことができます。
Bitcoin Private (BTCP)の誕生
ZCLとBTCが同時にフォーク
通常のハードフォークコインと違いZCLとBTCの両方から分裂するというユニークな通貨です。
ZCLとBTCそれぞれ1枚ずつもっている場合は2枚のBTCPがもらえます。
※ハードフォークが行われても所有しているZCLとBTCはそのまま残ります。
BTCPの供給量はBTCとZCLのフォーク時の供給量の合計になるので18,500,000 BTCPです。
今回のハードフォークではプレマイン(運営などが事前に採掘して保有)はありません。
ハードフォークはいつ行われるのか
2018年02月28日にスナップショットが取られます。
その時点で所持していたZCLまたはBTCによってBTCPがもらえます。
メインネットの開始はその2日後です。
BTCPの受け取り方
スナップショットが取られるタイミングに、ZCLもしはBTCをウォレットに保持しているとBitcoin Privateをもらうことができます。
比率は1:1なので1ZCLをもっている場合には1BTCPを手に入れることができます。
取引所で保管している場合には取引所が対応を行った後に受け取ることができます。
現在のところ、私たちは個々の取引所と今回のフォークに対して活発に対話をしているところです。
個々の取引所からのサポートに対して、私たちはまだ公式の声明を出していないので、どうかしばらくの間お待ちください。
現時点ではフォーク時に対応する取引所は確定していません。
フォーク時に取引所が対応していなくても、保持していれば対応後にもらうことができます。
現時点でビットコインキャッシュ(BCH)以降のハードフォークは日本の取引所では対応していないため、
欲しい人は海外取引所へ移動するほうがいいでしょう。
他のハードフォークコインへの対応を見ていると、BINANCEは対応する可能性が高い?
BTCよりZCLを持っていたほうがいい?
ZCLとBTCの両方から分裂するため、現在は金額安いZCLを持っていたほうがより多くのBTCPを受け取ることができます。
2018/02/13時点ではZCLは0.01264946 BTCなので、
BTCを持っているよりZCLを持っているほうが79倍以上のBTCPを得ることができることになります。
ZCLを購入できる取引所
Bitcoin Private (BTCP)の取り扱い取引所
現時点ではBitcoin Private (BTCP)を取り扱っている取引所はありません。
2018年03月06日にKucoinが取引所としてBTCPの対応をしました。
まとめ
- ZCLとBTCからフォークした仮想通貨
- ビットコインに匿名性を持たせた通貨
- ビットコインよりもブロックサイズが大きく速い